組み立てが終わったら、今度はスミ入れしてみましょう。
スミ入れとはモールド(パーツ表面にある溝のこと)に線を書いて、ハッキリさせることです。
たったこれだけの作業で、他の人とは一味違うかっこいいプラモデルに変身しますよ!
STEP2で使うモノです。今回は何も買いに行く必要さえありません。 そう!家にある物で、簡単に出来るのがこの方法のイイところなんです。 写真はありきたりなペンたちです。左から順番に「油性ペン(細)」、「水性ペン(極細)」、「コピック」、「シャープペン」 僕は主に油性ペンと水性ペンで行いました。ガンダムマーカーをお持ちの方はぜひそれを使ってください。 さあ、アナタも家に転がっているペンで、レッツトライ! |
まずは油性ペンの使い方から。 油性ペンは綺麗に1発で濃い色が書けるので、太い線を書き込むのに向いています。 写真はモモのパーツ。中央に太いラインがあるのが分かるでしょうか? ここに一本の黒いラインがあるだけで、随分と印象が変わるものです。 |
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んで、書いてみたところ。この間2秒(笑) ちょっとはみ出してしまいましたが、あとで処理するので気にしなくて結構です。 でも後々の処理が多少面どくさいので、油性ペンの取り扱いは慎重に行ってください。 当たり前ですが、油性なのですぐ乾きます。 |
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今度は水性ペンを使って見ましょう。僕が使っているペンは0.2mmのやつです。 水性ペンを使うメリットは、失敗してもすぐ拭き取れる事にあります。でも裏を返せば定着性は全くないということ。 つまり、触るととれちゃうんですわ。あまりベタベタ触らないのが条件でしょうか? 今回、このGP01では80%ぐらいのスミ入れを、この水性ペンで行っています。 |
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手当たり次第塗ってみたところ。上の頭部写真と比べてみてください。 細い溝にしっかり書きこみました。きれいに塗れてないのは僕が不器用だからです(笑) あとあと拭き取るので、この時点では気にしないでください。 ちなみに水性でも、ある程度乾けば問題はないです。 水性だなんだかんだいってもでしっかりラインを描いてくれますよ。 |
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やってもやらなくてもいいおまけ。 外から目立つ、装甲の裏側を黒で塗りつぶしておくと、プラモデルっぽくなくなってグーです。 普通のペン先ではこのような奥の部分は塗り難いですが、筆ペンタイプ(今回はコピック)なら届いてくれますよ。 ここをするかしないかで、「MS」と「プラモデル」の差が少々出てくるんですわ。 |
全身にペンによるスミ入れを施した所です。他にも黒く塗った所もあります。 どうです?さっきのプラ地だけに比べて急にアニメの印象に近づいた気がしませんか? やっぱりペン一本でもガンプラはここまで変わってしまう!っていうのを実感していただけると思います このままでももう十分、という方がいらっしゃるかもしれませんが、 さらに「綺麗な」スミ入れとするために次の工程に移ってみましょう。 |