ビッグサイトへ入場。

 コンテスト参加者は別入口らしい。

 一般の入場者の列がずらずらーっとならんでいたからラッキーといえばラッキー。

 同伴の二人にはごめん、である。

 

 コンテスト参加者用入口を探す。

 見つかりません(涙)

 仕方ないので、案内の方に聞いて回る。三人ぐらい訊いたかな(笑)

 

 なんだかんだで、入口、というか裏口発見。

 参加者もいっぱいでわけわかりません。

 受け付けを済ませたのは5分前。リュックから参加用紙を探すのに手間取ってちょっと恥ずかしかったです。

 受付けのお姉さん(おばさんだったか?)に渡して会場内へ。

 参加者がたくさんガンプラを箱から取り出していた。うーんたくさん。

 

 が! ここで問題勃発。

 僕のマリーネの腕関節がぽろっとはずれておりました!

 ぎゃー

 仕方ないので、瞬間接着剤を持ってそうな方の近くでマリーネをだす。

 「瞬間接着剤、持っていらっしゃいませんか?」

 「どうぞ」

・・・・・・・・・・

 「おかげで助かりました。どうもありがとうございます」

 僕は助かったのだが、当のご本人は大丈夫ではなかった!

 なんと、腕がないらしい。

 でも両面テープでアドリブでくっつけまくっていた。

 すごい……なんてすごいところなんだ!

 

 僕はマリーネの接着が終わってもまだ、机で挌闘していた。

 ポーズが決まらないのですよ、ハイ。

 可動範囲が極端に狭いのが大きな誤算でございましたー

 そんな時、ふと足元を見たら、参加用紙が落ちていた(正確には半券)

 「Gディフェンサー」

 仕方ないので、机の上に置いておいた。

 しばらくして、ポーズが決まった頃、

 「あったー!」

 中学生ぐらいの子が喜び、安堵の表情を浮かべていた。

 「ここに落ちてましたよ」

 僕が言った。

 「ありがとうございます!」

 

 助け合い、良きことかな。

続く

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