邪な道その3

100円ドリルでモールドを増やしてみよう


長:次は、コンテストで個性を発揮するための方法の一つを伝授しよう。

  しかも簡単で安上がりな上、効果もそこそこ高い。

M:えーっ!?そんな方法あるの?

  ……でも、長瀬くんの簡単と、ぼくの簡単と全然違うからなあ〜

長:安心してくれい。作業時間は本当に短いんだ。

  しかしながらこの作業を失敗すると(成型色仕上げの場合特に)取り返しのつかないことになるぞ!

  だから、ある意味決死の作業だね♪

M:……あわわわわわわ(愕然)


長:先ずはモールドをつけたい部分に、こうやって鉛筆やシャープペン等で印をつけるんだ。

M:場所はどこでもいいの?

長:うーん、基本的にはこういう四角になってる面の角がいいな。でもこれは……ハッキリ言って難しいことだ。

  でもまあ、知識や配置センス云々も必要になるんだろうけど、誰かの作品や他のキットのマネするのが1番いいかも。
M:ぼくが買ってきたこのドリル、1mmで本当に良かったのかなぁ?

長:本当はね、1mm以下が理想的なんだけど、100円均一ではこれ以下の系のモノはないからなあ。

  まあ、とにかく今回は100円でもできる!ってのを証明したいんだ。うん。
長:つーわけで先ほど印をつけた場所に、デザインナイフで軽く跡をつけておこう。

  これをすると、ドリルがズレる心配が多少なくなるよ。

M:ぐりぐり。どのくらいやればイイの?

長:軽くだね。軽く。先端の刃部分だけで傷がつけばいいんだからね。
M:そしてドリルを……緊張するなぁ〜

長:力を入れないで軽く作業するのは基本だけど、いくらなんでも全く掘れてないのも問題だぞ。

M:だって、完全に穴が開いちゃったら……モールドにならないんでしょ?

長:分かってるじゃないか。だけど、プラ厚1mmを破りさえしなければOKだ。

  深さを均一に、なんて僕にも出来ないことをMっちゃんができっこないから安心して(笑)

M:こ、これでいいのかな?(上記写真)

長:イイ具合じゃない?要は深さよりも、穴の大きさのが大事なんだ。

  分かったかい?

M:分かったよーな、分かってないよーな……

長:ハイ、たぶん分かってませんね(笑)

続く

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