実験2

〜ガンダムマーカーを使ってみよう!〜

左からGマーカーブラウン、

Gマーカーグレー、

Gマーカー筆ペンタイプ

長:次に各部にスミイレしてみよう。

  前回の「初心者マーク!」では家にありそうなペンを使ったけど、

  今回は専用、ってことでガンダムマーカーを使おう!!

M:それ使うとどうなるの?

長:まあ、家にありそうな水性ペンよりもガンプラに適している、ってのだけは間違いないな。

  実際にモデラーの僕でも使うし。

  初心者から玄人まで使えるオススメの一品、ってやつだね。

長:さて、このガンタンクでいうグレーのパーツからやってみようか。

  使うペンは……ガンダムマーカー筆ペンタイプだ!

M:どこに使うの?

長:パーツの溝、ってやつだね。

  入りくんだ所や、凹んでる所も忘れずに塗っておこう。

  冗談抜きで、塗り残しがあるとカッコ悪いぞ。

M:長瀬くーん。はみ出しちゃったよぉ

長:はみ出してもいいよ。この筆ペンタイプは水性。つまり拭き取りが出来るんだな。

  というか拭き取る事が前提、っつても言い過ぎじゃない。

長:では乾いてても、乾いてなくてもいいからティッシュや綿棒ではみ出た所を拭き取ってみよう!

M:ゴシゴシ……あ、ホントだ!キレイに線が残ってる〜

長:力を入れすぎて拭き取ると、拭き取りすぎてしまう時もある。

  そんな時はもう1回ペンで塗ってから拭き取ればOKだっぜ!

  ついでに青い胴体のパーツも筆ペンでやるべし。

M:この赤いパーツもこの筆ペンで……

  うーん。なんか汚い感じがするねえ……こういうもんなの?

長:こーゆーところだけは気になるんだな、君も。

  まあ、確かに赤いパーツにそのまま黒を塗るとこういう感じになりやすいな。

  そういう時のために、いいものがあるんだな。

ぶっといラインは黒筆ペン、

細いラインはブラウンで

使い分けも肝心。

長:こっちは上の写真の反対側なんだけど、ガンダムマーカーブラウンを使うんだな。

  とにかく塗ってみ。

M:カキカキ……こっちは普通のペン先だね。

長:塗ったら今度も拭き取ってみるんだ。

M:拭き拭き。おお、くどくない線が書けた!

長:おお、上出来だな!

  一応補足しておくと、ブラウンは赤いパーツ、黄色いパーツ用、ってことになってる。

  それはなんでかっつーと、黒ではハデ過ぎる。そんだけの理由だね。

  分類的には油性ペン、ってことになってるけど遅乾タイプのインクを使用してるから、

  拭き取りも可能なんだ。

 

長:だいたいできた?

M:……書き書き

長:できた?

M:……拭き拭き

長:あのさあ〜。時間かけ過ぎだよMっちゃん……

M:できた!!

長:ほう。どれどれ。ほう、なかなかよいではないか。

  ん? 塗り残し発見。

M:……どこ?

長:口。

M:………あっ!

長:実はねえ、今回のガンタンク、白いパーツがあんまりにも少ないから

  良いお手本とは言えないんだけど……

  まあ、とにかくこの頭部の口の部分ね。ここも赤いパーツ同様、

  黒で塗ったら目立ちすぎてしまうんだな。それで、ガンダムマーカーグレーを使うんだ。

M:塗って……拭き取る。

  キレイに線が書けたよ!見て見て、長瀬君!

長:……いい加減なれたようだね。

  っていうか慣れるまで時間かかりすぎなんだよ、チミは………

 

M:やったー!できたー!

  でもこれ、ホントにボクが作ったの?

長:ああ、もちろん。じゃなきゃ誰がやったのさ(笑)

  こっちは手伝っただけだし。

  ただ君が延々と作業したおかげで、不器用な人でもここまでできる!ってのを証明できたよ(笑)


〜ガンダムマーカースミイレ用に関する細かい知識〜

一本200円で、模型店などで発売中。

種類は黒、ブラウン、グレー(以上遅乾の油性)筆ペンタイプ(水性)の計4種。

 

〜ガンダムマーカースミイレ用・各色説明〜

グレー

白いパーツ全般。ガンダムタイプには必須。

ブラウン

赤いパーツ、黄色いパーツ用。白いパーツに使うとすげー汚くなるので注意!

それ以外全部のパーツ。考え方を変えれば初心者マーク!同様に、家の水性ペンでも代用可能です。

筆ペン

インク自体は黒なので、上記黒と使う場所はいっしょ。しかし入り組んだ所にも塗れるのが最大の特徴。

とにかく筆ペンだけは買って損なし!!

続く

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