いじる・1

まずは、HGUCなど最近のキットの基本工作からやってみましょう。
アンテナを尖らせる
ガンダムタイプの基本中の基本ながら、ぶっとくなってて「安全基準はOKです」なアンテナ。
やっぱり尖ってた方がゼッタイかっこいいので、シャープにしましょう。
棒ヤスリに慣れていないと多少難しいですが、初心者の方にも是非トライして頂きたいポイントです。
上の写真の状態から、「安全基準」のため飛び出している部分を切り飛ばします。
一応、余裕を持って右の写真のように少しだけ残してニッパーで行いました。
次に、その「余裕」となった部分を棒ヤスリで丁寧に削り落とします。
力を入れすぎると、折れたり曲がったりしますので慎重にお願いします。
これだけでも立派に「ガンダムのアンテナ」です。初心者の方はここまでで結構です。
しか〜し、僕にはどうもシャープなアンテナに見えません。
そこで、パーツ自体の厚みをとることにしました(あんまり模型誌では紹介しない方法)
写真は600番ペーパーを平らな所に置き、その上に水を垂らしてパーツを置いた所です。
これをゆっくりゆっくり回して削って行きます。
コツとしてはパーツの1箇所だけを指で抑えるのではなく、全体を抑えるようにして下さい。
パーツの向き自体をときどき変えてやると平均的な厚さになるでしょう(結構ムズイです)
少しだけ(0.5〜1mmぐらい)ほど薄くなりました。
全体を組み上げた時、意外と感じが変わりますよ。
次に、もっと慎重を要する作業です。というか本題。
「尖らせる」ことをします。
まず、アンテナの山の頂に黒のサインペンでラインを書いておきます(水性・油性どちらでもOK)
この作業をしないと、曲がりくねったV字になりかねませんので、必ずやってください。
先端から真中あたりを棒ヤスリで丁寧に削っていきます。
両方左右を少しずつ様子を見ながら行ってください。その方が安全です。
面を出す作業も兼ねて行いますと、写真のような感じになり、アンテナの作業は終了となります。

 

後ハメ工作
塗装派のモデラーには基本中の工作ですので、またもや割愛。
ですが、HGUCにそんな作業が必要なのはあまりなく、かつこのキットだけの変わった(バンダイの実験?)パーツをご紹介します。
頭のマスクパーツの裏側です。いつものキットと違って横一本の板による接続になってます。
これを半分ぐらいに切って、ヘルメット下部から斜めに挿し込み、角度を変えて、本体の首ポリキャップに接続します。
するとうまい具合に後ハメ加工の完成です。
たったこれだけで、後ハメが終わるとは……う〜ん、バンダイ恐るべし。
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