ポリキャップが上手くパーツに挟みこまれていないと、こんな風によろしくない隙間ができてしまう事もあります。

特にこの下腕のパーツはポリキャップを3個も挟みこまねばならず、隙間が出来易いパーツと言えるでしょう。

力任せに無理矢理手で押さえようとしても無駄です(キッパリ)。というかポリキャップの形が変形してしまう為、オススメできません。

さて、こんな時はどうやって対処すればよいのでしょうか?

――ということで、ランナーの登場です。

まず隙間の原因になっている、うまくはめこまれていないポリキャップの径に合うランナーをニッパーで切って、ポリキャップに挿し込みます。

そしてランナーをポリキャップが動く範囲で前後にグリグリ動かしながら、パーツを指で再び挟みこみます。

すると、ポリキャップが本来収まるべき穴にしっかり収まり、隙間も消えます!

ゲート処理も終わり、綺麗にパーツも組みこんで完成した腕部です。

ちなみに左の腕は400番ペーパーでさらに目立たなくしてました。

これは大してオススメしません。慣れて来たらチャレンジして見てください。

まさに「げっ!」という一瞬。慣れたモデラーでもポリキャップを入れ忘れるのはよくあることです(泣)

かと言って、慌てて無理にパーツを外そうとすると、中のピンが折れてしまう恐れがあるので、

こんなふうに対処して見ましょう。

僕のよくやる力技、「ニッパーのテコ利用」。

傷がつきやすく、中のピンも一本ぐらいは逝っちゃうので(笑)、そんなにおすすめできません。

そこで、半分ぐらいまではこの方法を利用し、残り半分はこんな方法をやってみましょう。

カッターナイフを隙間に入れ、少しずつピンを外して行く方法です。

これならたぶんそんなに傷はつかないでしょう。

テープをナイフに巻いて行うと、さらに傷がつきにくくなるみたいです。

オマケ。アンテナの安全基準を切ろう!です。

特にこのGP−01の場合、3ヶ所も目立つ所にあるのでやっておいたほうがかっちょいいMSになります。

ゲート処理と同じ要領で、ニッパーを使ってさくっと切っちゃいましょう。

余裕の部分を鉄ヤスリで削り取ったら、アラ不思議!?

シャープなアンテナの出来上がりです。

この工程を終え、完成したGP−01です。

シールは目の部分と、シールドの部分を使ってみました。

ここまでの所要時間は、ゆっくり組んでも1時間30分ぐらいでできちゃいました。

まずはこのSTEP1を完全にマスターしてくださいね!

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