MSM−08 ゾゴック
〜Assassin of Gecko〜
解説 ガンプラ王2002名古屋会場に出場するため、3週間という限られた時間の中で 夏休み序盤を捨ててエポパテと格闘した、過去類を見ない異色中の異色作。 コードネームは「Assassin of Gecko」。ヤモリの暗殺者、の意。 そしてモチーフにしたヤモリは、「トッケイ」というヤモリです。 ………コンセプトは、「人に気持ち悪がってもらえる作品」(大笑) 製作 一応は、ズゴックの素体にゾゴックの外装、という感覚です。 そこはかとなく似ている気もする両機のデザインの違いを照らし合わせつつ、 ヤモリっぽく独自にアレンジ。 腕足の蛇腹とかは違和感がなかったのと、時間短縮及び稼働範囲拡大のため そのまんま。でも、会場で誰も文句言わない(笑) と、いうよりは頭部(胸やん)とブーメランユニットさえあれば、 どんだけいじってもゾゴックにしか見えないのが摩訶不思議。 足首複製、手首スクラッチ、腹部スクラッチ等、無茶し放題。 あとはゼリー状瞬着点付けによる「気持ち悪い」ディテール、 ヤモリ目と、左足の手書きヤモリがキモです。 細かい工作等に関しては下リンクを参照してください。 |
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塗装 青部は……確かフタロシアニンブルーとか、 インディブルーとか濃いブルー系とかごちゃまぜ。 混色を増やし意図的に発色を落としています。 その後、レッドブラウン系で斑点を追加。 グレー部はファントムグレーとかをベースに多少青に振ったもの。 一応こちらは1段グラデーションかけてます。 メタリック部は、実はグフCに繋がる塗り方なのですが つや消し黒下地に、シルバー系ごちゃ混ぜを軽く吹いた後、 エナメルのウェザリングで落ち着けました。 あと一番目に入るであろう色、それがこのアイボリーホワイト。 ベースホワイトを吹いて、その上からエナメルのフラットイエローと、 クリアーイエローで塗って拭いてを繰返した色です。 なんかすごく「ナマ」っぽい感じになってくれて満足です。 結果 ガンプラ王2002名古屋会場 入賞 ……自分でいうのもなんですが、こんなんで入賞しちゃっていいんでしょうか(笑)嬉しいけどさ つーか「入賞」よりも、「入選」のが分りやすいよなあー <電撃ホビーマガジン ’02 10月号P.43に掲載> |
猫背が良く似合う |