RX-77-2BCD ガンキャノンBCD
MGガンキャノン使用
解説 学生時代最後の作品となったこのガンキャノン。 キッズランド大須店での第1回コンテスト出場の為に制作・完成しました。 コンセプトはとにかく早く完成させることと、 その限られた時間の中で如何にオリジナリティーを出すか。 それを叩き台にし、オラザクとして完成させました。 しかし、やはりコンセプトそのものが甘く、有終の美は飾れませんでした。 心残りではありますが、新たな目標が出来た、とも思っています。 〜オラ設定〜 1年戦争末期、ビーム兵器の可能性模索の一つとして連邦軍が試作したビームキャノン。 そしてそれに伴う大型ジェネレーター。これらを当時少数ながらも量産されたという、 RX-77に搭載、実験を行った機体。それがガンキャノンBCDである。 ちなみにBCDとは BEAM CANNON DRIVE の略。 当時実験段階の大型ジェネレーターを追加オプション的に搭載した為に、 エネルギー効率が悪い。故に非常に多くのプロペラントタンクを装備しなければならなくなり、 重量が増え機動性は更に低下。尚且つそれを補う為に大出力スラスターを装備しているが、 非効率の堂々巡りでしかなかった。 試作のビームキャノンドライブは出力は申し分なかったものの、 それ以外のビーム兵器のドライブが出来ないこと、 放熱の為に剥き出しになっている事も含め、 「非常に問題の多い実験機」という表現が適当な機体であるといえよう。 制作 とにかくいじったのは、頭部。そして増加バックパック。 これだけでどれだけ印象が変わるか。ガンキャノンで「勝てる」だろうか? そんな意図の下、こんな感じになりました。 ちなみに頭部は幅詰め小型化。パテ盛り成型。 ちなみに 僕の後輩である「走り屋モデラー」さんにちょっと造形でご協力願いました。 サンクスアロット(笑) 最大の特徴であるバックパックは誰も知らないようなキット等から流用して、 無理矢理ミキシングビルド。まあ、それなりに個性的な背面になったんじゃないでしょうか? 細かい部分等は下リンクにてご参照ください。 |
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塗装 塗装前の表面仕上げは実験的に240番までしかかけてません。…やっぱり荒い(泣) それでその上から500番のサフをエアブラシで吹き、 いつものようベースグレーを塗って下地としました。 またもや僕の基本になった感のあるドラゴンズカラーで塗った訳ですが、 ほとんどレシピは記せません。すいません。 とりあえずアバウトな表現をするとインディーブルーやキャラクターブルー等を基本に、 白等で明度を調節しているうちに、こんな色になってしまった。というところでしょうか。 白はGCホワイト5ベース。黄色もGCです。 あとバックパック等、目立たせる為「銀+シャドウ+ウォッシング」のパターンを試しましたが、 やはり下地がしっかり整えられてこそ、の塗装法であるという事を再確認致しました。 やっぱ表面処理は手を抜いちゃダメってことで(笑) 結果 キッズランド大須店第1回ガンプラコンテスト 4位 ひとこと しっかしまあ地味な色になってしまいました。デカールとか貼るの忘れてましたし(泣) 改めて、機体も色も地味だと勝てない。という当たり前の事実が目の前に在るだけでした。 |